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車のコンディション確認について

こんにちは、8月も残すところ数日となりました。
しかし、暑い日はまだまだ続きそうですね。
車に乗って遠方に行かれた方、これから行く方もおられるのではないでしょうか。

今回は、安全にドライブを楽しめるよう、車のコンディション確認について、簡単にできるポイント3点をご紹介したいと思います。

 

冷却装置のチェック

エンジンはオイルとLCC(クーラント)で冷やされています。
冷却装置が低下するとオーバーヒートを引き起こし、走行不能またはエンジンブローが発生します。
オイルは定期的に交換されていると思いますが、LCCはこまめに交換する必要がないため、確認が漏れやすい箇所にもなります。

猛暑の中、長い距離を走ることで、普段問題なく安定している水温も不安定になる場合もあります。
走行前は、LCCが規定の量入ってるいるか確認することをお勧めします。

クーラントを循環されるウォーターポンプは10万キロ毎の交換が望ましいとされています。
ウォーターポンプの機能低下もオーバーヒートを招くため、年式が経っている車両は注意が必要です。

 

タイヤエアーチェック

タイヤの空気圧は季節毎に変化します。
空気の体積が増える夏は、タイヤの空気圧は高くなります。

空気圧が高い状態で走行した場合、センター部分に偏磨耗、乗り心地の悪化などが発生します。
逆に、空気圧が低い状態での走行は両肩部分が偏磨耗の発生、燃費の悪化、最悪の場合、バーストの危険性もあります。

不安を煽る書き方をしましたが、おそらく夏の空気圧は規定の範囲内に入っている事が多いと思います。
自然に空気圧が低下している場合もありますので、安全確認として特に高速道路を走行される前はタイヤの空気圧チェックをお勧めします。

チェック方法は、以前書いたブログを参考にして頂ければと思います。

 

ブレーキチェック

ご存知の通り、ブレーキにおける消耗品は「パッド」「シュー」「フルード」となります。
ブレーキ確認はこまめに行う事が望ましいですが、最低でも車検整備で行っているので、特に注意していない方もおられるのではないでしょうか。

普段、エンジンブレーキを多用している方や走行距離が少ない方など、状況や環境によって、パッド、シューの減りは変化します。
フルードの交換は、パッド、シュー交換と同時に行う場合が多いですね。
そのため、長い期間フルード交換をしていないという方もおられます。

パッド、シューの交換目安は、「減り」ですが、減る事のないフルードの交換目安は「期間」となります。
一般的に2~4年が寿命といわれており、劣化したブレーキフルードは、「ヴェイパーロック現象」を誘発します。

ヴェイパーロック現象とはブレーキパッドから伝わる熱によりフルードが沸騰し効きづらくなるという現象ですが、
普段は問題なく使えていても、酷暑が続くこの時期はブレーキも冷えにくくなるため本現象が起こりやすくなります。
峠道や下り坂でブレーキを酷使した場合なども、発生しやすくなりますね。

パッドの厚みチェックの他にフルードの使用期間も確認する事をお勧めします。

 

安全にドライブを楽しむために

近年、世界的にも酷暑が続いてます。
この酷暑は車にとっても厳しい状況であり、冷却装置をはじめ車両の様々な箇所に負担をかけます。

現在、問題なく動作している車両においても、出先でトラブルが発生する可能性がございますので、
走行前には簡単な確認で良いので車両チェックを行う事をお勧めします。

当方、カスタムショップとしてのイメージを持たれてる方も多いとは思いますが、一般整備も行っておりますので、
コンディションで気になることがありましたら、お気軽にご来店いただければと思います。

 

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