こんにちは、Ticsです!
夏の長期休暇が始まり、レジャーや帰省によるで車の移動も多くなる季節です。
一方で、夏は高い気温や強い日差しにより車のトラブルも多いと言われています。
この夏お出かけの予定がある方は、夏の車のトラブルと対策について確認しておきましょう!
夏に起こりやすい車のトラブルって?
エアコンの冷えの悪さやにおい
夏の車内はエアコン必須です。しかしエアコンをつけたとき「なんか変なにおいがする」「温度を下げても冷えにくい」と感じたことはありませんでしょうか?
主な原因
- エアコンフィルターのつまり
フィルターにゴミやホコリなどが詰まることで、送風量が低下します。 - エアコンガス(クーラーガス)の不足や漏れ
ガスは冷風を作るために必要不可欠で、不足するとエアコンが効かなくなります。 - エアコン配管内部の汚れ
配管内部にオイルが付着することにより、冷えにくさの原因になります。
対策
エアコンフィルターの交換目安は1年に1回です。
フィルター交換と合わせて、メンテナンスや清掃をプロにおまかせすると良いでしょう。
合わせて確認!エアコンの使用によるバッテリー上がりについて
エアコンは電力の消費が多く、特に温度を下げたり風量を強くしたりすることで消費量が多くなりバッテリー上がりを引き起こします。バッテリー自体は2、3年が交換の目安となりますが、定期的な点検も行いましょう。
タイヤのパンクやバースト(タイヤ内部損傷による破裂)
夏の日差しにより高温になった路面から熱の影響を受けて、タイヤのゴムが劣化します。
パンクやバーストは事故に直結するためとても危険です。
主な原因
- タイヤの劣化
使用頻度など環境によりますが、最後の交換から5年以上経過している場合はバーストが起こりやすくなります。 - 空気圧の低いまたは高い
空気圧が低いとタイヤがたわみ負荷がかかり、反対に空気圧が高くてもタイヤに亀裂が入りやすく、バーストを引き起こす要因となります。 - 荷物の載せすぎている
最大積載量を超えた状態で走行するとタイヤに大きな負荷がかかり、バーストを起こしやすくなります。
対策
直射日光を避けることでタイヤの劣化が防げます。走行中は難しいですが、屋外に駐車する際はカバーをつけるのがおすすめです。
またタイヤの空気は自然と抜けていきますので、1ヶ月に1回は給油ついでにチェックしてもらいましょう。
エンジンのオーバーヒート
オーバーヒートはエンジンの動作に異常をきたすだけでなく、エンジンが止まってしまなどとても危険な状態です。
オーバーヒートを起こした場合、水温計の警告灯が点灯したり、エンジンから異音が聞こえたり、ボンネットの隙間から煙が出たりします。
主な原因
- 冷却水の不足
冷却水によってエンジンは適温に保たれていますが、気温が高くなる夏は冷却水が蒸発しやすくなり、オーバーヒートを引き起こしやすくなります。 - エンジンオイルの不足
エンジンオイルが不足すれば部品を滑らかに動かせなくなり、摩耗熱によってオーバーヒートが引き起こされる場合があります。
対策
適度に休憩をはさみ、エンジンを休ませましょう。とくに渋滞はエンジンに負荷がかりますので、サービスエリアなどで30分程度休憩するのがおすすめです。
トラブル対策で安全にお出かけ!
長距離運転の前はいつも行くガソリンスタンドやカー用品店などで点検をしてもらい、より安全にお出かけを楽しむための準備をしましょう。
Ticsでは一般整備も行っておりますので、メンテナンスの不安なことなどお気軽にご相談ください。